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スポーツ鍼灸ボランティア

2017大阪マラソンボランティア感想報告2018.01.25

★大阪マラソン感想
 茨木地域代表 松尾正己
 
 11月26日(日)第7回大阪マラソンが行われました。今回初めてボランティア活動に参加させて頂いた感想をお伝えします。
 私は過去に柔道整復師教員としてトレーナー活動をしておりましたが、鍼灸一本と決意してからはスポーツ現場には一度も足を運ぶことなく、正直今回の参加は消極的でした。しかし事前研修でその思いが払拭しました。チームを乱す独自の施術になる恐れも、活動の概要やストレッチング、テーピング等を統一した見解で学べ、また一緒に活動する元気な学生たちと顔を合わすことで、チームの結束力を確認できたからです。しかしながら新たな不安材料が増えました。それは英会話です。大会当日を迎えるまで外国人ランナーが来たらどうしようかと考える毎日となりました。 
 大会当日の朝、ゴール地点であるインテックス大阪は熱気で溢れており、自身がランナーになったような特別な気持ちにさせてくれました。
 私が始めに担当したのは9位のランナーです。他県のマラソン大会を優勝した招待選手で、直接上位ランナーの信条が聞け、とても幸せな気持ちになりました。その後も時間の経過と共に施術を待つ選手の列が増え続けまったく減りません。お陰で4,5時間があっという間に経過しました。日本全国の色んな方々との出会いもありました。そして、さまざまな人生観を知りました。あるとき会話が通じない方に出会い、おかしいなと思ったら、なんとアジア系外国人ランナーでした。英語研修の成果が試される時が来ましたが、その成果は内緒です。すべてが非常に思い出に残る良い体験でした。
 ゴール地点が閉鎖されても大盛況で、すべてのランナーが丁寧な感謝の姿勢で、とても記憶に残りました。そして各先生とそれを支える学生たちの真剣で楽しいチームワークの中、無事終了した時の達成感は久しぶりの感動でした。このような機会を与えて頂きましてありがとうございました。ぜひ皆様、来年は参加をお勧めします!!

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★2017大阪マラソンボランティアに参加して
 都島地域 金井俊昭
 
 今回初めて大阪府鍼灸師会大阪マラソンボランティアに参加させていただきました。
昨年までは、4年連続で走る方に参加させていただき、ランナーの立場に立って対応できれば幸いと思い頑張りました。事前研修では英会話の授業があり、異国の方とのふれあいに緊張気味でスタンバイしていましたが、今回はあいにくその機会に恵まれませんでした。
 施術は、主にストレッチサービス・アイシングで、状態が悪い方はパイオネックス・テーピングをします。先頭の方は、2時間20分くらいでゴールしていましたが、実際施術に来られる方は、3時間半以降にゴールした方が順次来られるという感じでした。ピーク時には、待合の椅子が足りなくなるくらいの方が順番待ちをしていました。一人にかける時間が5分程度なのでゆっくりと話をする時間がなかったですが、患部を聞き分け、的確にストレッチし、アドバイスをするのはそれなりに経験が必要な事だと思いました。
 スポーツ障害の知識、痛みの性質や状態を瞬時に判断する事が要求される場合もあり、現場ならではの緊張感を久しぶりに楽しく過ごさせていただきました。最近のランニングブームに乗って、フルマラソンにチャレンジする方が多くなり、いろいろな年齢や仕事の方が参加されている様ですが、練習不足や普段からアフターケアをせずに大会に参加している方が多い様に感じました。大会のコンディションは概ね良好だった様です。
 さて、今回スポーツ現場での施術でなおかつストレッチサービス中心にも拘らず、鍼灸師会のブースに足を運んで来られた方は、今までに鍼灸治療を経験した方、また鍼灸に興味を持って普段の体の不安な事を質問される方もいて、東洋医学に関心を待たれている方が潜在的に多くいるのではと思うところでした。今年は、昨年よりもベッドの数を増やしたところ、今までで一番の利用者数だった様です。
 また、去年学生ボランティアで参加された2名の方が、卒業後鍼灸師として参加しておられ、若い力に素晴らしさと希望を感じました。今回も多くの学生ボランティアの方が参加され、来年は鍼灸師として一人でも多く参加されることを期待します。
 私もマラソンに参加することがあり普段からストレッチ等でコンディショニングをしているのですが、事前研修でストレッチをしてもらい、自分一人でする場合とは違う効果を感じました。実際、完走後のランナーの方に、5分程度のストレッチでしたが、思っている以上に『楽になった』と感謝された時は、施術者冥利につきる思いでした。
 2020年は東京オリンピックです。スポーツをする人は、心も体も良い状態でなければ楽しめません。鍼灸は、そんな方々の『ベストパートナーになれる!!』と感じた素敵な経験ができました。

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★2017大阪マラソン学生ボランティアに参加して
 大阪行岡医療専門学校 板垣さん
 
 この度、私の通う鍼灸専門学校を通して大阪マラソン学生ボランティアの募集があり、すぐに参加を決めました。鍼灸の学生として何かしたいのだけれど何から始めていいかわからない、2020年に開催される東京オリンピックで何らかの形でかかわりたいのでその予行演習になればとの思いからでした。学生なので私は施術できませんが、参加される先生方が施す技術や選手との会話が参考になればとの思いもありました。
 参加者には事前研修がありました。当日私たちがやるべき仕事内容の流れ、海外の選手に対してコミュニケーションが取れるよう簡単な英会話を専門の講師から楽しく教えて頂きました。そして技術指導。これは学生に当日する技術と流れを教えるという意味合いのものでした。
 私たちの具体的な仕事は、呼び込み、施術する先生の横についてサポート。メインは問診票のチェックの後、空いたベッドへご案内することのようでした。限られた時間で先生がどの部位を集中して施術したらいいか把握するために、特にお疲れの場所を選手から聞きだすという作業。
 当日、たくさんの選手をご案内させていただきました。実際、去年よりも1.5倍ほどの選手をご案内できたようで、大盛況で終えることができました。選手はみんなこの日のためにコンディションを整えて遠方からも参加していました。海外からは、特に台湾、韓国、シンガポールの観光客が多いように思いました。
 疲れてはいてもみんなすがすがしい顔をしていました。先生方も同様、選手と同じテンションで施術や会話を楽しんでおられました。先生たちは自分のお仕事もありながら、わざわざ休日だというのにボランティアに参加するだけあり、元気で面倒見のいい方たちばかりでした。何人かはご自分の患者さんがマラソンに参加していて、鍼灸師会のブースにストレッチを受けに来る方もいらっしゃり、日ごろの先生の信頼ぶりを垣間見ることもできました。
 大会終了後は私もとてもすがすがしい気持ちになることができ、ほんとうにボランティアに参加して良かったと思いました。ぜひ、また来年も参加したいです。研修から当日までお世話になった先生方 本当にありがとうございました。