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素問

平成27年 1月素問勉強会2015.02.08

●日 時 :平成27年1月11日(日)
●会 場 :大阪府鍼灸師会館3階
●講 師 :日本鍼灸研究会代表 篠原 孝市 先生

●『医道の日本誌』2015年1月 臨床に活かす古典 「No.33 穴性」 
 中国では1930年代に『穴性』という考え方が出てきた。20世紀
の初頭前後に生まれた羅兆琚、李文憲が三十代ぐらいに提唱したもので
ある。薬の『薬性』から連想したものである。穴に効能があるという考
え方。病態を気・血・虚・実・寒・熱・風・湿に分けた上で、その中に
所属している穴を使うというやり方。262穴を8種類の病態の概念に
区別する。『穴性』は、薬(の薬性)になぞらえたものである。主要な
鍼灸書の経穴には、主治というものが付いている。穴性は主治から出て
きたものではない。『穴性』は、穴に効能があると考えられている。中
国では、穴自身に効能があるのかという反論と、主に寒熱のようなもの
は穴に反映するのでは無くて、手技(たとえば熱に速刺速抜、寒に置鍼
みたいなこと)で処理するものだとの反論がある。

●六元正紀大論篇第七十一 第四十二章~第四十五章 
<第四十三章より>
 ”帝”が問う。「春夏秋冬の到来が早い場合、遅い場合があるのは何故
か」 
 ”岐伯”が答える。「五運が大過の年は、春夏秋冬が早くあらわれ、五
が不及の年は春夏秋冬が遅れてあらわれる。季節のずれというのは常
る」
 ”帝”が問う。「(立春から春らしくなったり立夏から夏らしくなった
り)時期がずれないで季節がくるとはどういうことか」 
 ”岐伯”が答える。「太過でなく不及でない状態ならば、時期通りに季
はやってくる。通常の状態は、わざわい(太過か不及)である」(五
の太過または不及は毎年有るのであるが、六気の三陰三陽がそれと相
し平気という状態になっている。おそらく中国の自然観というのは、
だやかな調和したのが普通とは考えていない。不調和なのが自然だと
えている)

:D次回は、「六元正紀大論篇第七十一 第四十六章から」です。
  皆様のご参加をお待ちしています。 
               (素問勉強会世話人 東大阪地域 松本 政己)