お知らせ・ご案内
準会員期限を迎える皆様へ
本会では学生・教員及び卒後3年目までの鍼灸師の皆様を準会員資格とし、毎年多くのご入会をいただいております。本年卒後4年目に入る先生方はその要件に合わなくなってまいりますので、是非とも正会員に移行して頂きたく、今まで関係を持っておられた委員会よりお誘いの言葉を今号と次号に分けて贈らせていただきます。
普及啓発委員会 委員長 三宅なつえ
公益社団法人大阪府鍼灸師会は府民の皆様の健康回復・保持・増進と社会福祉に貢献する為に様々な事業を行っています。
私が委員長を務めさせて頂いている普及啓発委員会は、鍼灸に対する正しい知識を府民の方々にお伝えし病気の緩解、予防に効果のある鍼灸施術をライフスタイルに取り入れて頂ける様、活動をしています。
具体的な活動としては、府民公開講座や各市町村で開催される健康展、健康祭り等での健康相談会や小児はりの実演等を実施し、普段なかなか会って話す事のできない府民の方とコミュニケーションをとりながら、時には実技も交えて、鍼灸についての情報をお伝えしています。
又、大阪府下の各地域で開催されるスポーツ競技大会等に、スポーツ鍼灸プロジェクト委員会から参加、各スポーツ大会に参加される選手の方へのケアサポートを実施しています。
既に、マラソン大会で一緒に活動してくれた準会員の方はご存じかと思いますが、ケアサポート実施にあたり、必要な知識や技術の習得の為の研修会を開催しています。
この事前研修会、ベテランの先生方からお話を伺う事ができたり、実技指導を受ける事ができる最高の場となっています。経験豊かな先生、そしてなにより各スポーツ大会に参加される選手の方々との交流は、皆さんにとって一番のスキルアップに繋がるはずです。私自身、活動を通じて多くの事を学び、自分自身の力として身につける事ができています。
準会員の皆さん、本会に入会し本会会員として私達と一緒に活動してみませんか?せっかくの機会ですので、スポーツ鍼灸プロジェクト委員会委員長、副委員長の先生方からも皆さんに向けてメッセージを頂きましたので、ご一読下さい。
これからの鍼灸業界を支えていくのは皆さんです!
本会でご活躍いただけること、心より期待しております!!
スポーツ鍼灸プロジェクト委員会 副代表 岩英進
コロナ過での昨今、大変な時代になってきました。参加していたマラソン大会や障がい者のスポーツ大会が軒並み中止になり、我々の活動も中止せざるを得ない状況です。
過去にマラソン大会等に参加していただいていた、準会員の皆さんもおられる事と思いますが、参加してどうだったでしょうか?
生きた現場での活動(利用者の声や救護対応・問診・アイシング等)学校では経験できない事を学べたのではないでしょうか。スポーツボランティア活動の経験は将来の開業、個人のスキルアップに必ず役立つと思います。何故なら、僕自身がそうであったからです。
個人ではスポーツボランティア活動をしようと思ってもなかなか難しいです。活動・経験ができる場所が鍼灸師会にはあります。
鍼灸師会で正会員として、我々と一緒に色々な事を共に経験しましょう。
スポーツ鍼灸プロジェクト委員会 副代表 牧野健史
我々の活動の一つですが、マラソン大会に参加されるランナーのケアを行っております。(パイオネックス貼付・ストレッチ・テーピング・電気温灸器など)
大阪マラソンや河内長野シティマラソン・高槻シティハーフマラソン・寝屋川ハーフマラソン・高槻クロスカントリー大会など規模の大きな大会をはじめ、障がい者スポーツ大会に年に数回参加しており大変充実しております。
毎回感じる事でありますが、参加していただいている各地域の先生方の情熱はもちろんですが手技・選手への接し方など間近で見られるのは大変勉強になります。また、我々の活動をスムーズに行えるように支えてくれている学生の皆様には大変感謝しております。いつも元気をいただいており、懸命に頑張ってくれている姿には初心を思い出させてくれています。
こういった現場での活動で得られるものは大変大きいです。少しでも選手の支えになれば、という思いは必ず自分の臨床にもつながっていくと思います。そして共に活動させていただける先生方や学生達から学ばせてもらうことは何ものにも代え難い経験になると感じています。
正会員として、是非一度この活動に参加してみてください。