お知らせ・ご案内
名人で無く凡人でも出来る勉強会「現代と古典(人迎気口脉状診)の応用治療」
鍼灸を教えて頂いた師匠と鍼灸業へのお礼とお返しの意味を込めて3年間限定で始めたボランティア勉強会も今年の3月で無事その期限が終了します。参加された先生方の感想と臨床成果の一部を報告します。メリット
1. 古典治療のことは漠然としか分からなかったけれど、脈を診るときの指の置き方、診方、そして六部定位(脉差)と祖脉(脈状)との活用方法を初めて理解した。
2. 少人数での指導のため、疑問を一つ一つ確認する術技なので自信が持てて自身の勉強継続の原動力となりました。また、胃の気脈も自覚出来るようになりました。
3. 鍼灸師としての力が確実に付いてきているという実感がします。
4. 人迎気口脉状診を知り、それぞれの証や病態などの考え方や説明が明確で現代的にも患者さんに自信を持って説明できるようになりました。
5. 勉強会に参加してから治療に当たる際の不安や迷いが激減し、治療に専念できています。
デメリット
1. 最初は難しく感じた
2. 治療時間が少し長くなった。
臨床成果報告の一部
1. 数ヶ月かかっていた上肢の痛み、しびれ、握力低下症状が数回の治療で改善。(労倦湿症)
2. 治療中に起こった気管支喘息発作が数カ所の要穴の鍼で治まった。(労倦虚風)
3.10 数年間続いていたパニック障害が半年の鍼灸治療で治まった。(血虚湿症)
・その他、イボ、口唇ヘルペスの灸治療、急性腰痛、顔面麻痺、肩関節周囲炎等に良い成果。
追伸
短期間の勉強会でしたが、臨床に必要な理論と術技を学んだことを各自の臨床に応用して良い成果が現れていることで自信を持って今後も鍼灸専門の業を続けていってもらいたいと思います。また、参加されている先生方が継続を希望されていますので、あと2年間続けます。この勉強会に参加希望される鍼灸専門の先生若干名受け付けますのでFAXで申し込んでください。
東大阪地域 辻本鍼灸院 TEL&FAX 06-6725-5679